鏡を見つめて。

2006年1月25日
大好きな人がいて。
でも、私の想いはその人には届かない。

大好きなあの人の存在を支えにして、毎日を過ごしてる。
でも、あの人にとっての私は、思い出されることもない存在で。

鏡を見つめて思った。

私のこの髪も、目も、耳も、たとえ私だけに向けられたものではなかったとしても、それら体のすべてで、私はあなたを感じることができるよう、あなたに私という刺激が与えられるようにしている。

私はあなたのものなのに、あなたは私のものではない。

なんとも思っていない人とふたりで歩くことができるのに、
あなたとは1度もそれが叶わない。

あなたが私に触ってくれることはないのですね・・・。
昨日のことを思い出す度に涙がこぼれる。

逢いたくてたまらなくなって、深夜、店まで逢いに行った私に、あなたは嫌な顔ひとつしなかった。

私は、あなたに迷惑をかけてると思っていた、ずっと。

私があなたを好きだと言ったことによって、あなたは仕事がやりずらくなったとか思っていると思っていた。

それを聞いて、謝ったら、あなたは私にこう言った。

「むしろ、やりやすくなったけど。」

意味がわからなくて、どうしてか聞くと、
告白してからの私は、前よりも丸くなったというか、話しやすくなったというのです。
それは、数年前からだと思うと私は言いました。
年を重ねることで、自分にも余裕ができ、仕事のレベルもあがり、
怒らずに許せることができるようになったからだと。

彼は、それもあるとは思うけど、最近の私がだから。というのです。

結婚してるってわかってるのに、こんなこと身勝手だって、
身勝手に気持ちを押し付けてるってわかってるということも伝えました。
それに対して、彼はこう言いました。

「結婚してるってわかってて、俺がこたえられないのもわかって 納得してやってるんだろうから、別にいいんじゃない?
 むしろ、俺は楽しめたけどね。」

言葉だけを聞いたら、そんなに大したことのようには感じない言葉かもしれません。
でも、そのときの彼の言い方や雰囲気からは、この言葉は私をバカにするような言葉にしか、私の気持ちをもて遊んでるような言葉にしかとれませんでした。

私はあなたにとって、日常を楽しむための単なる道具のような存在だった。

いたら楽しいよね的な、逆を言えば、いてもいなくてもいい存在だったってこと。

少しも私は特別なんかじゃなかった。

あなたは私がどれだけあなたを好きかわかってない。
この恋を選んだ私の苦しさをわかってない。

だから、平気で言えるんだよね。

辞めていたほうがよかった。
傷が浅いうちに。

私にはもうなにもできないのね・・・。

あなたに。

2006年1月22日
今日のバイトはオープンからのスタンバイでした。
いつもは1人なのですが、今日は後輩のYサンにスタンバイをトレーニングするということで、2人でした。

いやぁ、私とYサンの2人で営業するとうるさいですね!

店長は10:00入りで、私たちが営業に入ってほどなく出勤してきました。
営業中少しふざけたやりとりができて幸せでした。

だけど、昨日も今日も、告白はできませんでした。

1週間の間にたった2日しか逢えないから、毎回、好きという気持ちを伝えたかったんだけどなぁ・・・。

スタンバイはYサンとおしゃべりしながらやっていました。
私の後ろの少し離れたキッチンの水道で、店長はスタンバイをしていました。
ふと私が振り返ると、なんだかあの人が視線を急いでそらしたような気がしたんです。
あの人が私を見ていたような・・・。
気のせいかもしれないけど、もしかしたら、私が思っている以上に、あの人は私を気にしていてくれてるのかも・・・。

今日は先週よりも気持ちが軽いと思いました。
もちろん、心の中はなんだかぐちゃぐちゃしてて、今、店に行けばあの人に逢えると思うと行ってしまいたいぐらい、息も苦しい。

だけど、今日は最後にあなたが私のほうを見てくれたら。

みんなが働いてるときに、明らかに不自然に、あの人が働いているところに行って、バイバイと手を振ったら、苦笑しながらも、手を振ってくれた。

そんな些細なことが私に勇気をくれる。
幸せをくれる。

次にあなたに逢うときは、やっぱり好きって言いたい。
そして、私を気遣ってくれる言葉に、笑顔で素直に答えたい。
そして、この日記を、私のあなたへの想いを読ませたい。

昨日今日は言えなかったからここであなたに。
ありがとう、そして、大好きです・・・。
本当に大好きです・・・。

夢を見る場所。

2006年1月21日
実習1クール目の1週目が終わって、5日ぶりのバイトでした。

元気だった?

あなたはそう私に声をかけてくれたけど、あなたの中に私はいないと、なんだかそう思い知らされたようだった。

あなたには、奥サンがいて、子どもがいて。
きっとあなたは優しいパパをやってるのかな?
温かい家庭の中に過ごしているのかな?

仕事場にいるときのあなたには、そんな感じがないから、つい忘れてしまう。
あなたが結婚してるということを。
だから、もしかしたら私を少しは好きかもって期待してしまう。

だけど、いつもいつも夢から覚めるように、あなたが帰るときにわかる。

あなたには私は必要なくて、私を見てくれることはなくて、きっと私を思い出すことなんてなくて。

私がいなくなってもなにも変わらないと。

私にとって、店にいるということは、『夢』の中にいるってことなんだな。きっと。

勘違いかもしれないけど、あなたが少しだけ私を、他のバイトのコたちよりは特別に見てくれていると思って、私はそれを自分の恋に重ねて。

少しだけ、勝手に恋愛していると感じて。

夢だってわかっているから。

あなたが私のことを好きになることなんてないってわかっているから。

だから、せめて、ここでだけは、夢を見たいと。

嘘でもいいから。
『頑張れ』って。
『特別だ』って。
『好きだ』って。
『かわいい』って。
『いつも思い出してる』って。
そう思っているよって言ってくれたら・・・。

私はあとどれくらいあなたの傍にいられるのかなぁ・・・。

明日はあなたに。

2006年1月20日
長かったなぁ・・・。

たった5日間なのに。

時間が進んでないんじゃないかと思うくらいだった。

別に私のことなんてあなたは思い出さなかっただろうけど、私はいつも想ってた。

私、がんばってるかな?

明日あなたに逢えるのは、きっとがんばったご褒美だよね?

明日、好きって言いたいな・・・。

ご褒美。

2006年1月19日
あなたに逢いたいと。

そんな気持ちでいっぱいで。

でも、逢いには行けなくて。

明日1日がんばれば、ご褒美にあなたに逢えると思って、また、つらい1日を過ごす・・・。

大好きです、あなたが。

写真。

2006年1月18日
実習を乗り切っていける精神力というか、心の拠りどころみたいなものが私にはなくて。

クラスメイトには頼りにされることはあっても、頼りにできる人はいない。

親も、私がツライと言ってもわかってはくれない。

わかるわけないのはわかっているけど、ホントにホントにツライときに、辞めるなとか言われると、逃げ場がなくなる。

ちょっと立ち止まってみる?

そういう言葉が欲しいときがあるんです。

そんな私の支えになっているのは、やっぱりあなたで・・・。

忙しい実習でやっぱりバイトは無理だなって感じてるけど、あなたに逢えることを支えにしてる。

あの夏の日の写真を見つめては、頑張ろうって思って、自分を奮い立たせてる。

クラスメイトにその写真を見せた。
私の好きな人なんだと。

立場的に、誰にも言えないし、自慢できないから、ここでぐらいはいいでしょ?

学校なら大丈夫でしょ?

誰もあなたが結婚してるなんて知らない。
私とあなたの立場なんて関係ない。
あなたを好きだと公言しても、あなたを困らせることはないし、誰も私を罵ったりしない。
ただ、純粋に好きだという気持ちを表すことができる。

あなたの写真が必要なくなるようにならなきゃいけない・・・。
わかっているけど、私ってなにげに乙女よね(笑)

いけるか。

2006年1月17日
ただ今の実習は脳神経外科病棟に行っています。
この病棟の患者さんの疾患は主に、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血です。
脳が障害されるため、いろいろな障害が出ます。
例えば、麻痺であったり、言語障害であったり、排尿障害であったり・・・。
身の回りのことができない方が多いので、ケアが多くて、技術が未熟な自分にはとてもツライ病棟です。
また、自分の意思を表出できない方も多いので、患者さんがどう思っているのかがわかりにくかったりします。
患者さんの少しの反応を逃さずに読み取る難しさもあります。
ですが、患者さんのが笑顔を見せてくれるとやっぱり嬉しかったりして・・・。

正直、実習はとてもしんどくて、すでの挫折しそうな雰囲気。
だけど、がんばらなきゃとも思ったり。
それにしても、看護師への道は険しいです。

26歳にして看護学生の私。
激しく体力の低下を感じております。
こんな睡眠時間3時間っていう状況を、1年間を続けていけるのだろうか・・・。

真実に。

2006年1月16日
昨日バカみたいに泣いた目が、バカみたいに腫れて、実習にばっちりメイクは禁物だから、超ナチュラルメイクで学校に行ったら、手に負えないくらいのブサイクぶり。

自分の勝手な想いで泣いたとわかっているけど、あなたを想っての涙だと考えれば少しマシな気持ちになれるかな。

実習はツライけど、看護師になるためだからがんばらなきゃって思う。
だけど、これさえなければ、ひとりよがりではあるけれど、あなたの近くにいられたのにって、少し今が憎くなる。

辞めてしまえたらって思うこともあるけど、そんな自分は好きじゃないし、そんな自分を好きになって欲しくない。
それに自分が男だったら、そんな女イヤだし。

あなたも含め、私を見ていてくれているすべての人に、魅力的に映るような人間でありたいと・・・。

あなたが私を選ばなかったことを後悔するぐらいの女になりたいと。

強がっていれば、
嘘もつきとおせば真になると信じて・・・。
生きることは演技だと、そう思って生きていればいつか本当に強くなれるかもしれないから。

今はまだ弱いけど・・・。

逢いに。

2006年1月15日
最後ではないのに、でも、私にとっては最後の1日で、
こんな最後の1日は、これから毎週毎週あるのに、だけど・・・。

逢えない数日間の私を、綺麗で可愛いと思ってもらえるように、
あなたの中にその状態で残るようにしたくて着飾ってきたのに、あなたには見てももらえなかった・・・。

あなたに何か言葉をかけて欲しかったのに、声さえ聴けなかった。

あなたに、体に気をつけて、がんばってって言葉すら言えなかった。

アドレスを消してしまったことを後悔した。
お願いすればよかった。
身勝手だと言われても、がんばれってメールを一度でいいから送ってもらえばよかった。

涙がでるほど、こんなにこんなに苦しい。

私がいない平日の中のたった1秒でいいから、私を思い出して・・・。

好きすぎて涙が止まらなくて、部屋でひとりで泣いて。
こんなに泣いたのは久しぶり。
私はあなたをこんなにも好きなのだと、再確認した。

これがそばにいると決めた私への罰なのかもしれない。


泣いて目が覚めたら、やっぱりあなたで私の中はいっぱいで、頭の中がぐちゃぐちゃで、息が苦しくて、何も手がつかなくなった。

今すぐ逢いに行ってしまいたいと思った。

逢いたい・・・。

でもそれはできない・・・。

あの人を困らせてしまうから。

でも、どうにかなってしまいそうだから、バイトの後輩に話したら、逢いに行っても大丈夫と励ましてくれた。
それぐらいの我儘はゆるされると。
私の気持ちを否定する権利は誰にもないと。

そんな言葉に救われて、なんだか戻ってこれた。

ありがとう。

顔は泣きすぎてブサイクになったけど(笑)

結局、迷惑がられたら、困らせたらって考えたら逢いには行けなかった。

つらいときにいつでも逢いに行けたらいいのに。
あなたの声、顔、仕事上でも私に向けられる視線、それだけで私は幸せになれるのに・・・。
それがたとえ一瞬だったとしても。

夢はいつも。

2006年1月14日
また、夢を見た。

内容ははっきりとは覚えていなかったけど、なんとなく覚えている言葉と気持ち。

あの人に逢えない状態になって、そして、私自身が逢わないと決めたのに、そんな私に向かってあの人は、
『逢いにこないの?』とずるい聞き方をしてくる。

その誘惑に負けて逢いに行ったら、結局、彼は私の方には見向きもせず、顔が見えない女の人と仲良さそうにしていて・・・。

そんな夢を見て、目が覚めたら苦しくて。
つらくなっても、逢いに行くこともできないと実感して・・・。

バイトの平日のスケジュールに私の名前はなくて、
辞めるわけではないのに、とても哀しくて、寂しくて、つらくて・・・。

まったく逢えないわけではないのに。
ああ、あなたに、今までと同じ日数分逢えないんだと感じて・・・。
それが私にとってはとてもつらいことで・・・。

当たり前だけど、私がいなくても、
あなたは毎日、笑って過ごして、
毎日、他のバイトのコと笑っていろんな話をして。
私がいたポジションには別のコが入って・・・。

あなたの特別になれることはないけれど、
せめて毎日バイトで逢っていれば、他のコたちよりは特別かもしれないって思うことができるかもしれないのに、もうそれすらできなくて・・・。

こんなにつらくなるなんて思ってもみなかった・・・。

明日、なにかあの人からの言葉が欲しい。
たった5日間だけど、あなたに逢うことができない私になにか支えをください。
私は、あなたが想像するよりきっと、ずっとずっとあなたが好きなんですよ・・・?
きっとあなたはわかっていないと思うけど・・・。

こんなにも。

2006年1月12日
一昨日、店長に2度目の告白をしてから、今日初めて顔を合わせました。

いつもどおりに、みんなとも店長とも接することができたと思います。
だけど、やっぱりちょっと、ぎこちないというか、ドキドキするというか・・・。

私は意識してないつもりだったけど、意識してたのかな?

それとも、あの人が意識してたのかな?

それとも、お互い?

お互い意識していたら、どんなに幸せだろう・・・。

今日の店長は、なんだか元気がなくて、私はとても心配になりました。
同時に、不安にもなりました。

何日か前から、彼は胃痛を訴えていたので、それで体調が悪くて、元気がないのかな・・・って心配になりました。

だけど、本当はそんな理由ではなくて、私が告白したことで、やっぱりちゃんと私の気持ちには応えられないと、私を拒絶するべきだと思っているのではないかと、だから元気がないのではないかと、私は不安になりました。

あがったあと、店長にどうして元気がないのか聞いてみたら、胃の痛みがひどくなっているからということでした。

心配です・・・。
病院に行って欲しいです。
そして、早く元気になって欲しいです。

今日は、店長は奥サンの車で帰っていきました。
心の中が嫉妬でいっぱいになりました。

私の想いは届かないのだと。

わかってる。
それはわかってる。

拒絶せずに気持ちを聴いてもらえただけでも、幸せだと思わなくてはいけないと。

だけど、人間は醜い生き物で、どんどん期待をしてしまう。
もしかしたらって。

でも、すぐにその期待は無駄だと、ありえないことだと思い知る。
本当に綺麗事だよね。

あなたは知らないだろうな。
私がこんな想いを抱いていることを・・・。
喜んだり、幸せになったり、傷ついたり、哀しくなったり、寂しくなったりしていることを。
たったひとりの存在が、私をこんなにも揺さぶるなんて。

いつか、あなたにこの気持ちすべてを見てもらいたい。
伝えたい。

ありがとう。

2006年1月11日
今日は、一般入試のため、学校はお休み。

すべての疲れがどっと出たのか、1日中眠り続けた。
何度も起きたけど、またすぐに眠くなる、
その繰り返しで1日を過ごした。

来週からはいよいよ実習が始まる。

1日が終りに近づくたびに、感じる。

今までの日常とは違う生活を送る。

毎日病院に行き、患者さんに接し、学んでいく日々。
今までとはまったく違うバイトの日数。
今まで当たり前のように顔をあわせていた人々に会うことが困難になる日々。
自由にならない時間。

そして、あの人に逢うことすら、困難になる日々。

それらすべての始まり。


みんなに感謝する。

私を支えてくれた家族。

私を励ましてくれる親友。

私の恋を知り、実習があるにも関わらず、バイトを続けると決断した私に、『お前バカだろ?』って言いながら、だけど、続けられるようフォローしてやると言ってくれたクラスメイトのYクン。

私を軽蔑せずに、私の恋を応援してくれたSサン。

私を好きになってくれて、私の気持ちを汲み、見続け、私の恋を支え、証人になってくれたYサン。

みんな本当にありがとう。

意地っ張りで素直じゃない私だから、きっと伝えることはできないけど、あなたたちみんなにとてもとても感謝しています。


あなたに逢えない日々の始まりは、まったく逢えないわけではないけれど、今までとは圧倒的に違う回数になる。

逢っても、土日の忙しいバイト中だから、話もできないし、2人きりになることもできない。
私だけに向けられる目線も、声も、言葉も、きっときっと少なくなる。
ううん、もしかしたら無くなるかもしれない。

たった1日逢えないだけでも寂しい。
あなたのことをいつも考える。

だからきっと、つらいことが起こるたびに、きっと私はもっともっとあなたに逢いたくなる。
声を聴きたくなる。
励まして欲しくなる。
だけど、それは叶わないこととわかっているから、だからきっと私は強くなる。

1週間1週間、あなたが私に『久しぶり』と言う度に、強く、綺麗になっていきたい。
あなたの心に焼きつくように。

ありがとう。

大好きなあなた。


短かったはずの残された時間が長くなって、けれど、いつ突然切れてしまうかはわからなくて、不安になる。

私に残された時間はあとどのくらい?

あなたを想うことを許される時間はどのくらい?

その時間が少しでも長くなるように努力したいと・・・。

恋を。

2006年1月10日
昨日の出来事から、気持ちが少し軽くなりました。

好きだという気持ちを、一言伝えることができたから。

想いを伝えることができたから。

少しの間は笑顔でいられるかもしれない。

だけど、言葉にできない、伝えられないこの気持ちは、
またすぐに心にたまって、また苦しくなる。

伝えることを迷ってしまうような恋だから。
自分には伝える資格がないと思っているから。
さらに苦しくなる。

あなたがもっともっとずるい人間ならいいのに。

あなたには家庭がある。
だから、私を見てくれないのはわかってる。
だけど、少しでも私を特別だと思ってくれているとしたら、
少しだけずるくなって、私に夢を見せてくれたらいいのに・・・。

奥サンには『愛』をあげて。

私には『恋』ください。

ほんの少しでいいから、あなたの気持ちが私にあればいいのに・・・。

苦笑いで。

2006年1月9日
今日の朝、なぜだかわからないけれど、決心した。
店長と話をしようと。
バイトを辞めるか辞めないかをはっきり決めようと。

だけど、そう決心したわりには、自分の気持ちは全然固まっていなくて、ただ、ラクになりたい一心だった。

迷っている気持ちがとてもあって、話したくないって気持ちもあった。

だから勝手に、条件を作った。

今日、控室で店長と2人きりになる時間があったら、話をしようと。

バイトからあがると、控室にはバイトのコが2人いた。
だけど、22:00ちょっと前にはみんな帰ってしまった。

どうして、2人きりになりたくないと、話を引き延ばしたいと思っているときばかり、こうなってしまうんだろうと思った。
だけど、決めたことだから、話すことにした。

店長は、続けなよと言ってくれた。
だけど、『店的にもいてもらったほうが助かる』という言い方も何回かした。
だから私には、どうしても表面上の言葉にしかとれなかった。
だけど、彼がなんだか、何かを言いたそうにも、言ってくれそうにも見えた。

店長といろんな話をした。
私や店長が感じているジレンマ。
わかってもらえないつらさ。
他のバイトのコたちのこと。
お店のこと。
人を育てることの難しさ。
他にもたくさんの話をした。

店長は、いろんな話をしては、私を引きとめようとしてくれていた。
彼自身の気持ちから出る個人的な『辞めないで』という言葉は決して言わなかったけれど。

だけど、彼は言ってくれた。
まだこの店には私が必要だと。
私にかわる人は絶対に現れないと。
才能だと。

嬉しかった。
だけど、私の心は揺れ動かなかった。
だから、頼んだの。
店のこととか、そういうものを抜きにして、たった一言を。
『辞めないでって言って』って。
私が頼んだとおり、彼は言ってくれた。
だけど、私の気持ちは動かなかった。

私は『店長に言われれば、決まると思ったんだけどなぁ・・・』と呟いた。

だけど、やっぱり私は彼の傍にいたいと思った。
だから、決めた。
続けることを。
そして、辞めるときの最後の願いを。
ごめんね。

話をしている間、私は彼の背中を見つめていた。
大好きだって思った。
この気持ちを伝えたいって思った。
だけど、声が出てかなかった。
でも、がんばって、勇気を出して言った。

『店長のこと好きなんです。』

彼は、『あ、はい。』と苦笑いした。

拒絶されなくてよかった。
答えが返ってこないのはわかってる。
だけど、伝えたかったの。
ただ、それだけ。

あと少しの間だけだから、お願い。
ただ、はいはいって、今日みたいに苦笑いで流してくれればいいから、最後まで、私が辞めるときまで、言わせてください。

そして、体調が悪いのに1時間も私と話をしてくれて、聞いてくれて本当にありがとう。
きっとストレスだったと思います。
だけど、たとえ嘘だったとしても、引きとめてくれてありがとう。

やっぱり私はあなたが大好きです。

夢、夢、夢。

2006年1月4日
3日間の疲れがすごいです。
腰が痛くてよく眠れませんでした。
眠りが浅い感じで・・・。」

だからかなぁ・・・?
また、夢を見たのは。

大好きな人の奥サンが、私の家にきて私を罵るの。
『いい加減にして』って。
『あの人に手を出すな』って。
それに対して私は、必死に弁解してるの。
『あなたにメールで言われた日から、私は店長には好きだって言ったこともないし、メールだって送ってない。信じてよ。』って。
でも、奥サンは狂ったように私を罵って、私の話は聞いてくれない。
私のほうがおかしくなりそうだった。
だけど私は、『好きなのはやめられない』って言った。

そう。
奥サンにメールで言われた日から、私は好きだっていう気持ちを押し込めて、あの人に伝えるチャンスも、触るチャンスもたくさんあるのに我慢して・・・。
だけと本当はとてもとても伝えたくてたまらなくて・・・。

でも、あの人が家庭で子どもや奥サンと楽しそうにしている姿を想像したら、やっぱり邪魔なのは自分だって感じて、怖くて言えなくて・・・。

『奥サンがいちばん大事だから』ってあの人が私に言ったとき。
おまえは必要ないって言われたも同然だった。
だから、怖くてもうなにもできなくなった・・・。

もう、どうしたらいいのかわからない。

正月営業。

2006年1月1日
朝、8:30に起きた。
寝たのがつい3時間前だから、ほとんド寝てないんですけどね(笑)
冬休みの課題に追われて、睡眠不足です。
冬休み前半、遊んで過ごした自分が悪いんですけどね。
でも、やっぱり睡眠不足はいけないみたい。
だって、すっごく気持ちが悪い・・・。
吐きそうだし(苦笑)

最近、なんだか習慣になりつつあることがあります。
それは、バイトの後輩のYサンのサイトの日記を見ること。
大体、2,3日に1回のペースでチェックしているのですが、その間にバイトでお互い会っているにも関わらず、お互いのことを日記で書いてたりします。
軽い交換日記状態です。

あなたは、私を全然傷つけてはいないよ。
むしろ、私がずるくて、他力本願な人間なんだよ。
あなたが私の気持ちを日記で書き綴ってくれれば、あの人に私の気持ちが伝わるかもしれないと思っている気持ちがあることも事実なんだから。
私はあなたに助けられなきゃ、気持ちも伝えられないような小さな人間なの。
だから、あなたは全然悪くない。

むしろ、あなたが私の気持ちを書いてくれたこと、嬉しく思ってる。
本当にそのとおりだから。
驚くくらいに。

それに、あなたが私の気持ちを書くということは、あなたと私の間の壁は少しずつ薄くなってきているということだから。
それは良いことだと思うんだ。
だから、気にしないで。
あなたは私をとてもとても幸せにしてくれているから。

今日の営業は、後悔と自分のダメさを感じるのとの連続でした。
適材適所。
これは重要だなって思いました。
全員がいつもと違うポジションをやったのですが、それがいけなかった。
みんなには普段やっているポジションをやらせるべきだったし、私はフォローするポジションをやるべきだったと思いました。
だけど、それじゃダメなんです。
これから私はいないんだから。
それに、『ここしかできない』じゃなくて、全員がどのポジションもできるって状態がいいに決まってるんだから。
私がいなくてもなんとかなるとは思うけど、大変だって感じることがきっとあるんじゃないかな。
そうならないようにしてあげたいの。

Yサン、今日はお疲れさま。
食器を割ったとき泣かなかったのは偉かったよ。
以前のキミより、少しだけ成長したところが見えたよ。
キミがなにができていないか把握できないのは、それは、直情的になり過ぎて、周りを見てないし、見えてないからなんだよ。
全体を見なきゃ、なにをしたらいいのかわからないんだから。
がんばれ。
まずは、なにがあっても泣かないこと。
声をもっと出すこと。
動きに迷いをなくすこと。
あとは、あのラッシュ中にサービスエリアの前に立っているのはやめなさいね(笑)

今日は自分もあまりできませんでした。
状況の読みが甘い甘い・・・。
明日はもっと冷静にやらなくちゃ。
明日の目標は淡々とで。

賭け。

2005年12月29日
どうして私は優しくないんだろう。
どうして私は綺麗じゃないんだろう。
どうして私は涙や弱さを見せられないんだろう。
どうして私は強くないんだろう。

私がもっと脆い女だったらあなたは私を好きになってくれたのかな?
でも、弱いところを見せたら私は立っていられない。
だから、私は強くなくちゃいけない。
自分を変えてまで好きになってもらっても、それは私じゃない。

どんなに髪を綺麗にしても、どんなに服を可愛くしても、ピアスやリングで飾っても、あなたは私を見てくれない。

そんなのわかってる。

多分、あなたが私を引き止めたいのだとしたら、それは、私だからではなく、あなたが店で奥サン以外の女の人と、ちょっとした恋愛気分を味わえる相手だからなんだと思う。
私でなくてもいいんだと思う。

それでもかまわない。

あなたの気分転換になるのなら。
あなたの日常を少しでも彩ることができるのなら。

ひとつだけ、あなたの言葉で、あなたの口から嘘をついて欲しい。
私が必要だと・・・。
ぎりぎりまでそばにいて欲しいと・・・。
それをきいてはいけませんか?
あなたの言葉に、私の近い将来を賭けてはいけませんか?

今日は、昨日買ったヘアーアイロンで髪を巻き、昨日、バイト先の後輩のYサンからもらったピンクのキャミを着て、バイトに行きました。
店長は、朝のスタンバイから仕事に入っていたので、フワフワになった髪型を見てはもらえませんでした。
仕事をしてる間に、髪は普段の状態に戻ってしまいました。
でも、洋服だけは見てもらえました。
今日の服装は、私にしては露出が激しくて、ピンクのキャミに、胸と肩があいた紫のカーデを羽織っていました。
肩が出て、キャミのひもやブラのストラップも見えてしまうぐらいの露出。
Yサンは全然露出してないですよと言っていましたが、私にとってはとっても冒険。

Yサンが店長に、私にプレゼントしたこのキャミの解説をしていて、それで店長は私を見ていました。
Yサンが私の肩の露出のことも説明して、店長に、「見てくださいよ!エロい〜!」とか言っていました。
私は「見なくていいから!」と逃げていました。
見て欲しいと思う反面、見せられるほど自信がある体を持っているわけでもないから、見て欲しくないという気持ちも強かったのです。
でも、店長は見ててくれました。

店長が仕事をしに行ってしまい、控室には私をYサンだけになりました。するとYサンが言いました。
「店長、顔赤かったですよね〜。」
恥ずかしくて、店長の顔をほとんど見られなかった私は、
「そう?そんなことないでしょ?」
と答えました。
するとYサンカが「いや、赤かったですって。普段どっちかっていうと顔色悪いほうなのに、なんか赤くなってましたもん。」
そうだったら、どんなに嬉しいか。
私に反応してくれていたらどれだけ嬉しいか。

あなたのために、着飾っているわけではないけれど、自分のためだけでもない。
やっぱり見て欲しいに決まってる。
私に反応して欲しいに決まってる。
だって、大好きで大好きでたまらないのだから・・・。

夢。

2005年12月23日
朝、哀しくて、とてもつらい気持ちで目が覚めた。
そして、夢で良かったと少しだけホッとした。

夢の中で店長に言われた。
バイトを辞めるか辞めないか悩んでいる私に、店長が、
「桜サンがいなくてもやっていけるから、辞めてくれてかまわないから。」
と言った。
哀しくて、苦しくて息が止まりそうだった。

自分がいなくたって大丈夫なことぐらい、自分がいちばんよくわかってる。
自分なんか必要ないってことぐらい、自分がいちばんよくわかってる。

夢で良かったって、少しだけホッとしたけど、これは本当は現実なのかもしれない。
店長は私に辞めないで欲しいと思っているみたいだけど、
それは本当は嘘で、別に辞めてもかまわないと思っているのかもしれない。

つらくてつらくて涙が出てきます。

意味。

2005年12月12日
一昨日の10日に、バイト先でやることになったクリスマスプレゼント交換の相手が決まりました。
あみだくじで決めたのですが、その結果は、私をバイト先のYサンとで開封しました。

プレゼントをあげる相手は、知りたい人にだけは教えるという形をとっています。
でも、もらう相手は絶対に秘密。
私は開封した人間なので、どちらも知っているってわけです。

私は、プレゼントをあげる相手は、希望していた人になったのですが、もらいた相手は叶いませんでした。
そのもらいた相手は、もちろん、好きな人である店長。

店長は、自分がプレゼントをあげる相手は知りたくないと希望しました。

今日、Yサンからメールがきました。
内容は、「店長は用意するプレゼント、ウケは狙わずに真面目に選ぶって言ってましたよ。ホントに店長からもらわなくていいんですか?」というものでした。
利害が一致するのであれば、内密に相手を交換してしまおうということなのです。

今回のプレゼント交換で、女性陣がプレゼントをもらいたいと希望している男性がかぶっているのは2人しかいなくて、それ以外のメンバーはみんなもらいたい相手が違うんです。
だから、話し合いをすれが交換が可能なのです。

メールを見て、私はとても悩みました。
でも、店長からもらうということに対して、抵抗が大きかったのです。
なぜかというと、まず、自分がくじで店長を引き当てられなかったということ。
そして、店長が準備するプレゼントは、私に対して用意されるものではないということ。
せっかくくじびきをしたのに、それを改ざんしたり、私のためじゃないプレゼントをもらっても、なんの意味もないと感じてしまうのです。

だから、私はもらわないと決めました。

もしかしたら、私を想って用意してくれるかもしれないという淡い期待もあります。
でも、想いは目に見えないもので、その人の心の中のことだから・・・。
後悔するかもしれないけれど、決めたんです。

・・・どうして私は、あなたからプレゼントをもらえる相手になれなかったんだろう。
・・・どうして私は、あなたを想って、あなたのプレゼントを選び、堂々と贈る相手になれなかったんだろう。

多分それは、私は強い女で、あなたとの巡りあわせは弱いからなんだろうなぁ・・・。

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桜

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