異動。

2006年8月10日
今日のバイトは18:00〜21:00までのラインでした。
しかも、約4年ぶりのキッチンの営業でした。

最近、うちの店は人手不足で、先月末、店長から突然、木曜日だけキッチンをやってくれと言われたのです。

久しぶりのキッチンだったので、食材の位置とかも変わってるし、マニュアルとかも覚えてないし、なにより体が動くのかと心配だったのですが、なんだか普通にできました。

だけど、暇になったとき、なにをしたらいいのかがわからなくて、それが困りました。

そして、そんなときに起こったのです。

低調で、閉店作業をしていいものなのか、それとも他のコトをしたほうがいいのか迷った私は、私の後ろのポジションで鍋を振っていた店長に、
「なにやればいいですか?」と尋ねました。
すると店長は、
「じゃあ、俺とお話しようよ。」と言い出したのです。
私は、何言ってんだか・・・と呆れ、「嫌だ。」と断りました。
そして、ちゃんとした仕事が欲しいと訴えたのです。

だけど、店長は「だから、お話しようよ。」とまた言ってきたので、仕方なく話したいことを聞いてあげることにしたのです。

すると店長は、
「俺さ、異動決まったんだ。」
と言ったのです。

私は、その言葉を聞いた途端、凍りつきました。
でも、頭の中の私が、笑え笑えって指令を出して・・・。
だから、私は笑顔で思ってもいないことを言ったのです。
「へぇ、そうなんだ。良かったね。埼玉のほうじゃ、栄転じゃん。」と。

頭の中がぐちゃぐちゃだった。
どうしたらいいのかわからなかった。
泣きそうだった。

だけど、泣くわけにはいかなかった。

営業中だったから、仕事に専念して、他のコとしゃべったりして、笑って明るくした。

でないと泣いてしまいそうだった。

あがった後、控室にいたSサンに話したら少し泣きそうになったけど、でも、いつ店長が控室にくるかわからないから我慢した。

みんなが帰ってしまって、控室に1人きりになった。

そこに店長が休憩にきて、5分くらい2人きりになった。
だけど、店長も私も異動の話は触れなくて、
私の久しぶりの営業の話だけをした。
笑顔で話した。

店長が控室を出て行った後、すぐに店を出た。
車に乗ると同時に携帯に着信。
Yサンからだった。
心配して電話をしてきてくれた。

だから、そこでたくさんたくさん泣いた。

もう、どうしたらいいのかわからなかった。

もうどうしたらいいのか・・・。

あのとき、いなくなってしまえばいいなんて願ってしまったから?

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桜

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