夢を見る場所。

2006年1月21日
実習1クール目の1週目が終わって、5日ぶりのバイトでした。

元気だった?

あなたはそう私に声をかけてくれたけど、あなたの中に私はいないと、なんだかそう思い知らされたようだった。

あなたには、奥サンがいて、子どもがいて。
きっとあなたは優しいパパをやってるのかな?
温かい家庭の中に過ごしているのかな?

仕事場にいるときのあなたには、そんな感じがないから、つい忘れてしまう。
あなたが結婚してるということを。
だから、もしかしたら私を少しは好きかもって期待してしまう。

だけど、いつもいつも夢から覚めるように、あなたが帰るときにわかる。

あなたには私は必要なくて、私を見てくれることはなくて、きっと私を思い出すことなんてなくて。

私がいなくなってもなにも変わらないと。

私にとって、店にいるということは、『夢』の中にいるってことなんだな。きっと。

勘違いかもしれないけど、あなたが少しだけ私を、他のバイトのコたちよりは特別に見てくれていると思って、私はそれを自分の恋に重ねて。

少しだけ、勝手に恋愛していると感じて。

夢だってわかっているから。

あなたが私のことを好きになることなんてないってわかっているから。

だから、せめて、ここでだけは、夢を見たいと。

嘘でもいいから。
『頑張れ』って。
『特別だ』って。
『好きだ』って。
『かわいい』って。
『いつも思い出してる』って。
そう思っているよって言ってくれたら・・・。

私はあとどれくらいあなたの傍にいられるのかなぁ・・・。

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桜

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